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ウッドデザイン賞2020 優秀賞 林野庁長官賞受賞

Concept

家具は人生を豊かにします。

YOAKEでは、主に希少価値の高い国産の無垢材を使用し、伝統技法を用いて家具制作を行っています。

「木のいのちが最も輝くにはどうすればよいか」と常に自問自答し、ときに木々と対話しながら生活に調和した家具作りを行っています。

日常生活に寄り添い、“静かに佇む”――そんな家具づくりを目指しています。

添田晨 旧姓:池田晨
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    • 世代を越えて受け継がれる家具を

      世代を越えて使っていただける家具を製作するために、YOAKEでは世代を越えて受け継がれてきた「伝統技法」を用いて家具製作を行っています。例えば、日本の歴史的建造物には現代の職人には想像も及ばないような技術で、今日に至るまで何百年もの間、変わらぬ姿を保ち続けています。

      YOAKE では伝統の技を活かしながら、世代を超えて使える家具を丁寧に作っています。当たり前の事を当たり前のようにやる、そのような仕事をしたいと思っています。

      伝統技法の一例

      YOAKEでは無垢材を使用しているため、「寄せ蟻」と呼ばれる技法を用いています。

      この工法では、天板の裏に「蟻溝」(ありみぞ)と呼ばれる溝をつき、その溝に吸い付き桟(さん)と呼ばれる反り止めをぴったりとはめ込みます。

      「蟻溝」(ありみぞ)、桟(さん)

      反り止めが天板裏に吸い付く事により、天板の反りが止まります。

      ビスや釘などは一切使用しておりません。

      こうした伝統技法は、昔は当たり前のように存在していましたが、家具が大量生産されるようになった今日では使う職人も少なくなり、次第に失われていきつつあります。

      しかし、YOAKEでは当たり前のことを当たり前に行って、世代を越えて、皆さまに末永くお使いいただける家具を作り続けたいと思っています。

      さまざまな樹種や銘木も使用しています

      YOAKEでは、ふだん市場で見かけることが少ない「銘木」と呼ばれる貴重な木材も使用して、家具制作を行っています。

      こうした希少な木材は樹種にもよりますが、製材から3~5年の歳月をかけて天然乾燥させ、ようやく使用できる材となります。

      これらの材料は、作り手としても畏敬の念があります。

      YOAKEで使用している樹種の一例

      そんな銘木に敬意を払い、対話を繰り返しながら、木の魅力が最大限に引き出されるよう家具を作っています。

      木のいのちを生かす

      家具作りを行う上で心がけているのは、木々のいのちを生かす――ということです。

      木の癖や性質を理解した上で意匠を凝らし、手技を尽くしますが、造形が木の持つ魅力を超えてしまわぬよう、ときには手を止めることも必要です。

      個々の木が持つ魅力を最大限に生かせるよう、木の声を感じながら作った家具は、木が本来持つ美しさが感じられます。

      こうして出来上がった家具が使い手の生活にそっと寄り添い、何気ない日常の中で少しでも豊かさを感じていただけるものになれば幸いです。

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添田晨 プロフィール

添田晨プロフィール

家具職人。福岡県太宰府市出身。福岡大学卒業。福岡県立田川高等専門校木工科を経て、家具職人・西岡泰心に師事。その後、活動拠点を神奈川県に移して、家具制作の傍ら、店舗、住宅リノベーション等の建築施工に携わる。現在、活動拠点を福岡県久留米市へ移し、無垢材を使用した家具を多数制作中。